ぼっちと本のブログ

本を読み始めたものの本好きが周りにいないので始めました

家で!外で!仕事がしたい、またどこに行っても通用する人間になりたい どこでも誰とでも働ける 尾原和啓 感想

選んだ理由 

 前回紹介したモチベーション革命の著者、尾原和啓さんの本を今回も紹介したいと思います。

 

ynaobook.hatenablog.com

 また読もうと思ったきっかけは、モチベーション革命がとても頭に残る内容だったからです。私自身これからの生活に不安はあります。AIが人の仕事を取っていき、生き残ることが出来るのは本当にごくわずかな 優秀な人達だけではないのかと考えてしまいます。 

 転職にしても優秀な方たちはステップアップといった意味で転職できるけど、普通の人は落ちていってしまうのではと私は考えてしまいます。しかし転職のコツやステップアップについてもしっかりと書かれています。

 今回紹介している本でも、もちろん頑張らなくてもどっかで働けるよといった無責任な話ではありません。しかし頑張る方向性を示してくれている本ではあると思います。

 あらすじ

 
 本書は、世界中の人々の働き方を根底から変えようとしている「3つの大きな変化」の話から始まります。
「そういった世界の変化は、自分には関係ない」と思われるかもしれません。
変化を実感されていない方も、まだたくさんいるでしょう。
しかしそれは、いままで日本が2つの特別な壁で守られていたからです。
そして、その壁はいよいよ崩れようとしています。

壁の1つは、「島国という距離の壁」でした。この壁は、インターネットによって20年前から崩れ始めています。
たとえばかつてアメリカ国内にあったアメリカ企業のコールセンターは、人件費がはるかに安いフィリピンやインドに移転しています。
コールセンターにかけられた電話は、インターネットによって遠くのフィリピンやインドにつながり、受け答えがおこなわれるようになったのです。

たしかにこれは、英語圏だから起きていることです。日本はまだ、「日本語の壁」によって守られているという人もいるでしょう。
でも、この言葉の壁すら、AIが進歩し、同時翻訳がビジネスレベルでも可能になれば、崩れることになります。
本文で紹介するように、それは決して遠い未来ではなく、10年以内に実現するでしょう。
むしろ英語圏のようにゆっくりと移行しなかった分、みなさんは急激な世界戦に巻きこまれることになるのです。

『どこでも誰とでも働ける』は、みなさんにこうした大きな変化を乗りこなせる人になっていただくための本、と言うこともできるでしょう。
本書の内容が少しでもみなさんの心に刺さり、仕事観や働き方のアップデートにつながることを、心から願っています。

 

感想

 ここまで様々なことを考えながら仕事をしていることが僕からは考えられませんでした。前回の本でも議事録の話などは出てきましたが、それ以外にもゼクシィの話や会議のコツなど、これだけ優秀な方であっても常にアンテナを張り、少しでも成長するためにはどうすればよいか普段から考え実行していることは尊敬します。

 特に好きな部分は自分の好きの市場価値が問われるようになるといったように尾原さんはこれからの時代単純作業はAIに取られていく一方で、自分の好きや偏愛を突き進めていくことが大事ではないかと考えています。重要なことは仕事になるとかそういったことを考えないで自分のために始めたことが実は大切といったことではないかと思います。

 これからの時代を否定的にみるのではなく自分といった個人を突き詰めていける面白い時代と考えていくのが良いのではないかと思います。

 

 

 

 

 

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